Mayo's lessons
- TANAKA J
- 2月8日
- 読了時間: 3分

レッスンは、生徒さんがやりたいこと、達成したい目標に従って行っています。
生徒のひとり、マヨちゃんの希望、〈1回のレッスンで洋楽1曲を歌えるようになりたい〉にそって、今まで10曲ほど歌ってきました。
20代の彼女が選んだ曲は、なんとビートルズ、スティービー・ワンダー、ビリー・ジョエル、ダイアナ・ロスなど、私が10代20代に聞いていた曲ばかり!
レッスンは、1回60分。その中で彼女が選んだ曲をしっかり歌えるようにレッスンを進めています。
まず最初に歌詞を見ながら曲を聴き、それからリンキング(単語同士のつながり)なども含めた発音、歌詞に出てくる単語や表現、文法項目を簡単にチェックしながら日本語に訳していきます。そして、歌の意味を把握した上で歌詞を音読し、最後にメロディーに乗せて一緒に歌います。
私自身も、今までなんとなく聞いていた曲の意味を、深く味わいながらレッスンをしています。
アバの「チキチータ」は、傷ついた少女にそっと寄り添い、「私はあなたの親友だから、私に頼っていいのよ」と、やさしく語りかけます。
また、ベッド・ミドラーの「ローズ」の、「夜はとても孤独で、道はずっと遠くて、愛は幸運な人や強い人だけのものだと思っているのなら、思い出してみて。冬の間、冷たい雪のずっとずっと下でじっとしている種は、太陽の愛で、春には薔薇の花となるのよ」という歌詞は、深く深く胸の中に染みていきました。
10代の頃は意味もわからずにただBGMとして聞いていて、その後は歌詞の訳ができたことに満足しながら歌っていました。
そして年齢を重ねた今、その曲たちに対してこんな思いが生まれました。
それは、古くから知っている友達に久しぶりに会い、若い頃には気づかなかった心の奥に触れ、その暖かさや深さに接して、懐かしさと共に新鮮な気持ちが湧き出てきた...というような思いです
最近、新しい曲選びをしている中で、ふたりともチャーリー・プースが歌う「シーユーアゲイン」が好きだとわかりました。マヨちゃんは、ワイルドスピードのファンだから、私は生徒が発音の練習ができる歌を探していて気に入ったからと、理由は全然違いましたが...
そしてこの曲をレッスンで取り上げることにしました。でもこの曲にはウィズ・カリファという人の、ラップのパートがあるんですよね...
私自身が、そのラップ部分を練習してちゃんと言えるようになるにどのくらいかかるのか、まったくわかりません!
還暦を過ぎてラップにチャレンジするとは!
不安も少しはあるけれど、新しいことにトライするのは、いくつになってもワクワクしますね!とっても楽しみです!
今までマヨちゃんと歌った曲をご紹介します。私と同世代のみなさんは懐かしい!と思われるのではないでしょうか? ずっと若い方達も、きっと一度は聞いたことがある曲ばかりだと思います。 ぜひ聴いてみてください
*「ヘイ・ジュード」 ビートルズ
*「エヴリウェア・ユー・ルック」ジェシー・フレデリック
*「アンダンテ、アンダンテ」「チキチータ」「SOS」アバ
*「ピアノ・マン」ビリー・ジョエル
*「ラスト・クリスマス」ワム
*「アイ・ジャスト・コール・トゥ・セイ・アイ・ラヴ・ユー」スティーヴィー・ワンダー
*「スタンド・バイ・ミー」ベン・E・キング
*「イフ・ウィ・ホールド・オン・トゥゲザー」ダイアナ・ロス
*「ザ・ローズ」ベット・ミドラー
*Hey Judo-Beatles
*Everywhere You Look-Jesse Frederick
*Andante, andante/ Chiquitita/ SOS-ABBA
*Piano Man-Billy Joel
* Last Christmas-Wham!
*I Just Called to Say-I Love You-Stevie Wonder

*Stand by me-Ben E King
*If We Hold on Together-Diana Ross
*The Rose-Bette Midler
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